お盆休みの疲れ、引きずってませんか?

お盆休みが開けましたが、今週もまだまだ残暑が厳しそうです。
今日から久々に出勤という方や、家族を送り出して久々にホッと一息という方も多いのではないでしょうか?
お盆期間は、まとまって休みを取りやすい反面、帰省やお墓参り、旧友や親戚の方々との再会など、何かとイベント事が続きやすい時期でもありますね。
楽しく羽を伸ばせれば良いのですが、来客を迎えてもてなす側だったりすると、準備や片付けに追われたり、訪問する側も気を遣ったり、むしろ普段より疲れがたまる場面もあるかもしれません。加えて、夏休み中の子供の世話が加わると、昼ご飯の支度や宿題の手伝いなど、元気なパワーに圧倒されてしまいがち。
その上、普段は食べないようなごちそうを食べたり、お酒を飲んだりする機会があると、胃腸にも負担がかかったり、生活リズムが乱れて夜更かしになったり。
楽しい時や気が張っている最中はあまり感じなかったりするのですが、今日のような休み明け、久々にふと一人静かに座る時間ができた時など、急にドカーンとお盆休みの疲れが出てきやすいです。

1.どちらかというとグッタリ…な人向けの養生
①気の消耗を補う
人の世話やおもてなし、自分を二の次にしてヘトヘトのあなたは、気を遣い過ぎてすり減ってしまった状態です。(お疲れ様です)。
減ってしまった気を補うには、「これ以上気を遣わないこと」が大切。つまり、一人でまったりグダグダと休むのがおすすめ。趣味を楽しむ場合も、なるべく根を詰めすぎないようにゆる~く楽しむ程度に留めましょう。
②胃腸の疲れを養う
夏バテの時期。ただでさえ弱りがちな胃腸は暴飲暴食で悲鳴を上げている状態です。
マグロ、山芋、鶏肉、はちみつ、ナツメ、豆乳、甘酒などの「気血を補う食べ物」を意識して取ってみてください。
苦手な食材を無理して食べなくても大丈夫。好きなものを組み合わせてレシピを考えるのもいいですね。例えば「マグロとろろ丼」とか「山芋と鶏肉のスープ」、デザートには「豆乳甘酒」や「ナツメのはちみつ漬け」など。凝った料理でなくとも、のっけるだけ、混ぜるだけや、市販のものを買ってくるのも◎。
「食べるの自体がしんどい…」という方は、食事の時間が来たからといって、無理して食べなくても大丈夫です。
特に持病がない方であれば、水分・塩分補給さえ気を付ければ、1食程度抜いても意外と平気なものです。プチ断食や半断食は胃腸を休めてリセットするのに効果的。(※ただし、持病がある方は医師の判断を仰いだ上で、専門家の指導の元で行うことをおすすめします)
あるいは、おかゆやスープなど軽めにするのも、マイルドなおなか休めになります。できたら冷たいスムージーより、温かいものの方が、冷たい飲食物でダメージを受けがちな夏の胃腸を養うには向いています。
2.どちらかというとイライラ、ムシャクシャ!…な人向けの養生
①運動&サウナで気持ちよく汗をかく
東洋医学では「我慢」や「ストレス」が重なると、気血水の巡りが悪くなり、放置すると身体症状に発展すると考えます。中でも、真っ先に滞りやすいのが「気の流れ」。この状態を気滞(きたい)といい、精神面ではイライラ・ムシャクシャ、肉体面では頭痛・のぼせ・首肩こり・胸のつかえなど上半身の症状が出やすくなります。
そこで、おすすめなのが運動です。
特に下半身をしっかり動かすような運動をすると、滞って上半身に渋滞していた気が下半身へも巡り、全身のバランスがとれてきます。また、運動をすることでセロトニンという神経伝達物質が活性化するため、気持ちも晴れやかに。
さらに、運動の後は銭湯やサウナで汗をかくと相乗効果◎。汗と共に、滞っていた水分やストレスも出て行って、終わった後は気分爽快。(※ただし、のぼせやすい体質の方はサウナが合わない人もおりますので、その場合は半身浴がおすすめです)
②ヒトカラ(一人カラオケ)でストレス発散
気持ちのモヤモヤは何らかの形で出口を与えてやることで発散できるのですが、「愚痴」や「食器をたたき割る」などの破壊的な方法を取ると、かえって増幅してしまうことがあります。
そこでおすすめなのが「ヒトカラ」。仲間とわいわい楽しむのも良いのですが、ストレス発散を目的とする場合は、誰にも気を遣わず、歌いたい歌をじゃんじゃん歌える一人カラオケの方が適しています。大きな声を出しながら、疲れるまで歌い続けると、ほんの1~2時間程度でもモヤモヤが体から出ていきますよ。
東洋医学では「気が滞る」と「熱」を生じ、そこから「血の滞り」や「痛み」へ発展していくと言われます。形のない気のモヤモヤが「症状」という形を取ってしまう前に、早めに発散したいものです。
3.まとめ
今回は2タイプの人向けのお盆疲れの養生をお伝えしました。
ですが、「セルフケアではどうにもならない!」という疲労感や、自分では手の届かない「背腰部」の張り感でお困りの方は、どうぞお気軽に治療院へお越しください。ちなみに気疲れは肩甲骨、胃腸の疲れは背部のあたりに出やすいですよ。
早めのケアで、残暑を乗り越え秋を元気に過ごせる体を整えましょう。
