今季のヨモギを全て収穫しました

10月も半ば、涼しい日や肌寒い日が増え、日が短くなってきましたね。

当治療院では何種類かの薬草を育てているのですが、花壇脇のヨモギ・バジル・シソなどの薬草が大繁殖し、花壇を圧倒するほどになってしまいました。来院される患者様方には長らくむさ苦しい所をお見せして申し訳ないなと思いつつ、「涼しくなったらやろう…」と心の中で言い訳しつつ後回しにしていたのですが、この度ようやく全て収穫しました!

夏の盛りに生い茂った薬草で圧倒される花壇のお花

ヨモギだけでもこんなに大量になりました。葉っぱの部分だけを摘み取って使用し、残った茎などは焼き芋の燃料などに使います。(ちなみに治療院内の薬草蒸しには奈良県・宇陀市の洗浄・選別された優良品のみ使っており、こちらは自宅での薬草研究にのみ使用しています)

よもぎの山

ヨモギやバジルなどを収穫したら、陰に隠れてひっそり耐えていたハマナスやヤブニッケイが姿を現しました。あと一息、右後ろのイブキジャコウソウや地面の芝生を刈り取って、秋冬らしい花壇に少しずつ切り替えていこうと思います。

「草花に囲まれて薬草を楽しむ」なんていうと優雅なイメージがありますが、実際には大自然の勢いに圧倒されることもしばしばあります。除草剤や農薬は使っていないので、雑草の草抜きや虫との格闘(実は苦手)という地味な作業が欠かせないなあ…と実感しています。そのうち宿根草が根付いて季節ごとに花をつけてくれるようになるといいなと思い、「ほったらかしガーデン」を目指して試行錯誤しています。

花壇の後ろはかなりスッキリしました!
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