お灸でセルフケア

こんにちは。徐々に日差しの暖かさを感じられる日もあるとは言え、まだまだ厳しい寒さが続いていますね。
そこで今回は、寒さに負けないための体質改善ケアとして、自宅での「お灸」セルフケアの方法をご紹介します。
1.セルフケアにおすすめのお灸
お灸は火を使うため、やけどなどの危険が伴います。そのため、お灸を扱うには本来「きゅう師」の国家資格が必要です。ただし、治療院やドラッグストアで購入したセルフケア用のお灸は、同封の取扱説明書の注意事項を守ってご自宅でセルフケアに使用可能です。
ここでは、当院でも扱っている代表的なお灸をご紹介します。
①せんねん灸(レギュラー)…1331円
ドラッグストアなどでも扱っていることの多い最もポピュラーなお灸です。台座の上に和紙で巻いたもぐさが入っています。台座にはシールがあって肌に密着するので、ひっくり返る心配がありません。火をつけると煙が立ち上って徐々に温かさが伝わります。なお、台座の中は空洞なので、火のついた部分が直接肌に触れず安心。
※とはいえ、輻射熱による低温やけどの危険はあるため、熱いと感じたら取りましょう。

②せんねん灸の奇跡…1518円
「自宅でお灸すると煙が出るのが大変…」「火災報知器が鳴ったらどうしよう?」という声に応えて開発された、スモークレスタイプのお灸です。もぐさの部分が炭化処理されているため、火をつけても煙がほとんど出ません。においなども抑えめなので、髪の毛や衣類への煙のにおいが気になる方にはこちらがおすすめ。ただし、燃焼温度は若干高めとなります。

③火を使わないお灸・太陽…1430円
「自宅で火を扱うのは心配」という方には、火を使わないタイプの太陽がおすすめ。金色の円盤状の下のシールをはがすと皮膚に密着し、上のシールをはがすと、カイロと同じ原理で酸素に触れることでお灸内の温度が上昇してツボをじんわりと温めます。温度が低めなので、ご高齢の方や、肌がデリケートな方にもおすすめです。

④せんねん灸・香りセレクト4…1980円
「体だけでなく、気分もリラックスしたい!」という方におすすめなのがこちら。お灸の芯の部分に「くだもの/はな/緑茶/香木」の4種類の香りが入っており、着火すると温熱効果に加え、もぐさの煙の中にふんわりとお香の香りが漂って、精神的にも癒されるお灸です。その日の気分に合わせて、4種類の香りを使い分けできるのも楽しみのひとつ。

2.自宅でお灸をする際の準備

お灸を自宅で安全に行う際には準備が大切です。火をつけてからはむやみに動けないので、予め用意しておきましょう。
①室温:お灸の最中は肌の露出があるため、冷えないようエアコンなどで室温を高めに設定しましょう
②服装:セルフケアのお灸では、手足や腹部にお灸することが多いため、手足や腹部を出せるゆったりした服装がおすすめ。夏はイラストのようなブラトップとショートパンツなど、冬は布の服で肘から下・膝から下が出るようにまくり上げるとよいでしょう。また、お灸をすると汗をかくため、素材は綿などの吸水性がよいものがおすすめ。
※衣類やタオルについて、フリースなどの着火しやすい素材は避けましょう!
③髪型:髪は火が燃え移ったり、邪魔にならないようゴムなどで束ねておきましょう
④道具:お灸、着火ライター、灰皿(少し水を入れる)、バスタオル
※お灸が燃えた後の灰がポロっと落ちることがあるため、多少汚れても良いタオルや衣類を用意すると◎
3.実際の手順
①足:大きめのバスタオルを敷いて、足を延ばして上に座り、まずは足のツボにお灸を据える。
★お灸の据え方1:シールをはがして指にお灸を付ける→着火→目標のツボへ移す
★お灸の据え方2:最初から目標のツボへお灸を付けておく→着火(炎が皮膚に近づく角度によってはやけどに注意)
②おなか:次に、ゆっくり仰向けになって、首を起こして位置を確認しながら、お腹のツボにお灸を据える。
③手:最後に、手のツボにお灸を据える。
灰皿は手元の近くに置いておきましょう。この順番でやると、あおむけで主だったツボに自分でお灸を据えることができます。熱いと感じたら、せんねん灸の台座を持ち、くるっと回すようにして取り、水の入った灰皿で消火します。
なお、初めは無理して一気にやろうとせず、「足だけ」「手だけ」から挑戦することをおすすめします。
毎日のお灸で、だんだん体がポカポカしてくるのを感じられることでしょう。続けることでその方にとっての弱い部分が補われ、気が付いたら「頑固な冷え性、寝つきの悪さ、風邪の引きやすさ、便秘、胃もたれ、月経不順」などの慢性的なお悩みが改善したという声をよくお聞きします。諦めず根気よく実践あるのみ♪
※備考:おすすめのツボについては、お悩みの症状によって異なります。セルフケアに興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
