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鍼灸・あん摩指圧って一体何に効くの?

今日の守谷は曇り時々小雨。雨上がりは涼しい風が吹いて久しぶりに心地よい気候でした。旧暦では「立秋」に当たり、暦の上では秋だそうですが、果たして暑さのピークは過ぎたのでしょうか…??

それはさておき、先日ブログで「施術をお断りするケース/あはき施術に期待すること」という記事を書いたのですが、禁忌事項なども紹介したため小難しい内容になってしまいました。

そこで、今回は補足として「あはきって一体何に効くの?」という内容を、症状・体質別にシリーズで分かりやすくお伝えします。

目次

1.鍼灸・指圧・マッサージは主にこんな目的で行っています

①「上実下虚」に対する気・血・水の調整

来院患者様に多い症状「上実下虚」。気が上へ集まり、逆に下はパワー不足になりがちなので、気の偏りを調整します

当治療院へ来院される患者様に多いのが、こちらのイラストのような「上熱下寒(上実下虚)」という状態。(AIにイラストを描いてもらったら「虚」という漢字変換がおかしなことになっています)

仕事・勉強などで目や頭を使い過ぎたり、PCやスマホ作業で座りっぱなしで上半身ばかり使ったりしていると、まず「気」が上へ集まりがちになります。気が滞ると熱を生じるので、上半身のほてり・のぼせ・赤ら顔・目の充血などの症状や、イライラ・緊張・過覚醒状態など精神面の症状が現れやすくなります。一方、下半身は気が巡らず、冷えやむくみ・筋力低下などの症状がおこりがち。

こうした状態の患者様には、鍼灸・手技療法・温熱療法などで調整していきます。

昔から「頭寒足熱」という言葉がありますが、人が快適に過ごすには、頭はクールに、足元は冷えないように温かくするのが基本です。要は「上がのぼせて、下が冷えている」逆をすればよいので、下半身は温めたり、不足している気を補ったり。上半身は過剰な気を散らしたりします。

2.鍼灸マッサージ師のお仕事=湯もみ?!

お湯の温度を丁度良い加減にする「湯もみ」。
鍼灸マッサージのお仕事と通ずる所があります

お風呂を沸かした時、手を突っ込んでみたら上の方は熱いのに、下の方はまだ水のままなんて経験はありますか?

今回例で挙げた「上実下虚」は、まさに人体内で同じようなことが起こっている状態です。お風呂では桶でお湯をかき混ぜたりすると、ちょうど良い湯加減になったりしますが、鍼灸施術もある意味似たようなものかもしれません。

東洋医学では「気・血・水」の巡りを調整することで、人の体のあちこちに起こっている不均衡(上下・左右・前後のアンバランス)や不快な症状がおのずと改善される自己治癒力を発揮できると考えています。患者さんには自らの体を治す力が元々備わっていて、施術者は巡りを妨げている箇所を多少刺激することで、あとは勝手に丁度良い具合に良くなっていく手助けをする…というイメージです。

皆様の巡りを整えるお手伝いに加え、自宅でもできるセルフケアもお伝えすることで、「不調になる前に自分で気づき、調整する力」を患者様一人一人がつかんでいって頂けたら、何よりです。

なお、セルフケアだけではどうにもならないしんどさがあれば、いつでもご相談ください。

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