【重要】施術休止のご案内(訪問2月末/院内3/20まで)ボタン

寒暖差による不調

2/8(日)は広い範囲でかなりの雪が降りました。守谷市も前の晩から朝にかけてかなりの降雪があり、辺り一面真っ白な雪景色。氷点下による路面やフロントガラスの凍り付きに難儀した方も多かったのではないでしょうか?

まるでスキー場のように銀白の雪景色(庭&白菜畑です)
ポスト横のローズマリーがまるでもみの木のように…

それからわずか一週間、今度は何と守谷市の最高気温は19℃を観測し、日中は暖かいを通り越して汗ばむほどの春の陽気となりました!

「三寒四温」とは言うものの、さすがに1週間での寒暖差が20度以上となると、体に様々な影響を及ぼします。そこで今回は、季節の変わり目の寒暖差(気温・気圧・湿度の変化)が体に与える影響についてご紹介します。

汗ばむほどの春日和に、空き地には一面ホトケノザが小さく可憐な花を咲かせました
目次

1.寒暖差が体に与える影響

①自律神経への影響

交感神経と副交感神経は一日の中で大まかに昼と夜、活動時と休息時でシーソーのように切り替わりながらバランスを取っているのですが、急激な寒暖差にさらされると、体が変化に対応しようとして以下のような症状が出やすくなります。

急な寒さというストレスにさらされると、人間の体はサバイバルモードに変化します。すなわち、交感神経が高まり、副交感神経が抑制されます。具体的には次のような変化が起こります。

★循環器系/体表近くの血管が収縮し、体熱を逃がさないようにする→血圧や心拍数の上昇、手足の冷え、筋のこわばり

★消化器系/胃腸の働きが低下→食欲不振、排泄トラブル(便秘・下痢など)

★精神面/緊張・警戒モードになる→落ち着かない、イライラしやすい、眠りが浅い、疲れが取れない

逆に、急に温かくなると、今度は急に血管が拡張して頭がズキズキと痛んだり、急にお腹が動いて便秘の反動で急な腹痛・下痢が起こったりしやすくなります。

②ホルモンへの影響

人間の体には体内環境を一定の状態に保とうとする仕組み(恒常性、ホメオスタシス)があるため、寒さや日照時間の変化にさらされると次のような変化が生じます。

★バゾプレッシン(下垂体後葉/抗利尿ホルモン)の分泌抑制→尿量増加(薄くてサラサラ)、トイレが近くなる

★コルチゾール(副腎皮質/抗ストレスホルモン)の分泌→血糖値上昇、免疫力低下、胃酸過多、胴体中心に太りやすくなる

★T3・T4(甲状腺/代謝ホルモン)の分泌→動悸、息切れ、疲労感(代謝上昇によりじっとしていても消耗するため)

★メラトニン(松果体/体内リズムホルモン)の分泌リズムが乱れる→夜になっても眠気が来ない、妙な時間に眠くなる

2.季節の変わり目の養生法

このように、急な寒暖差は自律神経やホルモンに影響を及ぼし、全身に様々な変化が生じます。

ですので、この時期の養生法は「無理は禁物」がキーワード。じっとしていても、何もしていないようでも、体は寒暖差の切り替わりに備えて心身を調整し、力を蓄えています。東洋医学では「冷えは万病の元」と申しますが、実際に冷えに対する反応で心身はかなりエネルギーを消耗しますので、冷え対策は万全にしておきましょう。

☆室内の寒暖差のムラを極力減らす(脱衣所、トイレなども温める)…ヒートショック予防

☆便秘気味の人はトイレで無理にいきまない(血管への負担大▲)

☆下腹部・仙骨を貼るカイロでサンドイッチ状に温める…冷え解消にも便秘解消にも◎

☆しっかりと湯船に浸かる(シャワーだけの入浴は▲)…特に五十肩、膝痛の人は関節までしっかり浸かると痛みの緩和に◎

☆背中を冷やさない服装(はんてん、ベストなど)…肩甲骨周辺を温めると熱産生のサポートに◎

☆寒い所へのお出かけ時は、首・手首・足首をガード…マフラー、手袋、長めの靴下などを上手に用いて

☆湿度対策も忘れずに(低温&乾燥でウイルス活発化、人間は免疫力低下)…マスク、加湿器で呼吸器を守り風邪予防

☆調子のよい日に無理のない運動…軽いストレッチ、ウォーキング程度で縮こまった体を伸ばしていくと◎ ※ただし、季節による片頭痛タイプの人は頭痛発作中は安静に

徐々に温かくなってきたとは言え、まだ油断のならない2月。この時期は新しい事や難しい事への挑戦はなるべく控え、断れる用事や気乗りしないお付き合いなどは無理をせず、予定に余裕を持たせながら、来るべき春に動き出せるよう、じっとパワーチャージしていきましょう。

春はもうすぐです♪

暖かさで猫も出てきて、気持ちよさそうにひと伸び
目次